この街の見方
Map の参加者区画に並んでいる建物は、参加者の皆さんがデプロイしたアプリケーションです。Platform City は、単に完成した成功例を綺麗に並べて見せるだけの場所ではありません。デプロイに失敗すれば建物から煙が上がり、エージェントが修復すれば再び温かい灯りがともる――その試行錯誤のプロセスそのものを、ありのままに可視化しています。
建物と区画
街に建つ建物は、1棟ごとに1つのアプリケーションを表しています。自己紹介、ゲーム、API といったテーマごとに区画(ディストリクト)が分かれており、画面上部にある区画チップをクリックすると、そのエリアへ視点をスムーズに移動できます。
なお、建物の外観や配置場所はプラットフォーム側が自動的に決定するため、参加者が個別に見た目を選ぶことはできません。会場のメインスクリーンでも、お手元のスマートフォンや PC でも、まったく同じ街並みが共有されます。
足場、灯り、煙
建物の状態は、見た目の変化(足場・灯り・煙)からひと目で把握できます。
- 足場:現在建設中、または修復中の状態です。新しいバージョンがクラスタ全体へ正常に配備されるまで足場が組まれます。
- 灯り:正常に稼働している状態です。アプリケーションの
/healthzエンドポイントへプラットフォームが定期的に問い合わせを行い、正常な応答が得られると窓に灯りがともります。 - 煙:何らかの障害が発生している状態です。ヘルスチェックに応答しない、起動失敗による再起動の繰り返し、イメージのプルエラーなどが考えられます。
公開 URL の外からの見え方
プラットフォームはクラスタの内側だけでなく、**公開 URL を街の外から 1 分に 1 回 GET** しています。応答のステータスコードと所要時間を観測し、建物カードの応答時間として表示します。
この確認は /healthz とは別物です。/healthz が 200 を返していても、来場者が実際に開く GET / がエラーを返していたり、そもそも公開 URL に到達できなかったりすれば、建物は「一部に問題がある状態」として表示されます。クラスタの中では動いているのに外から見えていないアプリを、健康な建物として立たせないためです。
- 200 番台と 300 番台(リダイレクト)は正常として扱います。
- 404 や 500 が続く場合、あるいは応答が返らない場合は、建物カードに
ProbeHttp404/ProbeHttp500/ProbeTimeout/ProbeUnreachableといった理由が表示されます。 - 一度きりの失敗では状態を変えません。連続して失敗したときだけ反映され、復旧すればすぐに元へ戻ります。
- アプリケーションを意図的に停止している(レプリカ数 0)場合は確認の対象外です。
各区画の要件は「GET / で内容を返すこと」です。アクセスログには citymap-bff-probe という名前で記録されますので、定期的なアクセスを見つけたらこの確認だと判断してください。
Platform City では、こうした障害や煙を隠すことはしません。煙が上がった建物へ参加者の AI エージェントが駆けつけ、自律的に原因を突き止めて修復し、再び灯りを取り戻す姿こそが、この街の最大の見どころだからです。具体的なトラブルシューティングの流れについては、壊れたときの直し方 をご覧ください。
建物を押したときの情報
気になる建物をクリックすると、屋根を指す吹き出しが表示されます。カード内には、デプロイされたアプリケーションへのリンク、区画内の住所(例: GAME-2-5)、そして「いいね」ボタンが用意されています。
いいね機能は、ログイン不要でどなたでも気軽に押していただけます。1つの建物に対して1票を投じることができ、もう一度クリックすると投票を取り消せます。多くのいいねが集まるにつれて、建物は段階的により立派な姿へと進化していきます。
なお、いいねは完全匿名で受け付けているため、自分の建物に対する自己投票をプラットフォーム側で厳密に排除することはできません。UI 上では自分の建物のボタンを無効化していますが、これはあくまで性善説に基づいた制御です。そのため、いいねの獲得数単独で表彰を決定することはあえて避けています。
いいねで花火を上げる
建物カードの「いいね」を押すと、その建物の屋上から花火が上がり、上空で開きます。街を見ているみんなにも、どの建物にいいねが届いたかが伝わります。いいねは1人1建物1票です。もう一度押すと取り消せますが、取り消しでは花火は上がりません。自分の建物や投票終了後には投票できません。端末の「動きを減らす」設定が有効な場合は花火を抑え、いいね数は通常どおり更新します。
グルメ掲示板で店を探す
グルメ区画の奥にある大きな木の板が、参加者が持ち寄った会場周辺の店の掲示板です。板には周辺地図と、行きたいが多い順の店が描かれています。板をクリックするか左のパネルの「グルメ掲示板を開く」を押すと、ジャンルで絞り込める一覧と地図のパネルが開き、気になる店に「行きたい」を押せます。行きたいは、その店を紹介したアプリの建物のいいねとして合算され、屋台から店、レストランへと建物が育ちます。店の載せ方は グルメ掲示板に店を載せる をご覧ください。
中央広場でセッションを観る
街の中央広場にある Hall・Room A・Room B は、Platform Engineering Kaigi 現地のライブ配信を視聴するためのバーチャルステージです。建物や施設の上のラベルをクリックすると YouTube の配信画面が立ち上がり、会場内の各会場を自由に切り替えながらセッションを楽しめます。閉じるボタンや Esc キーを押せば、動画を停止してすぐに街の散策へと戻ることができます(配信開始前は「配信準備中」と表示されます)。
自分の建物を探す
PCではヘッダーの検索欄、スマホではヘッダーの虫眼鏡から建物・参加者を探せます。テナント名・アプリ名・住所を入力し、検索結果を選ぶと、その建物へ移動して吹き出しを開きます。
街全体を眺めて選びたいときは、画面下の操作ボタンにある「住民名簿」を開いてください。区画ごとに全部の建物が並び、いいねが多い順や更新が新しい順にも並べ替えられます。名前を選ぶとその建物へ移動し、「開く」からアプリをそのまま訪問できます。また、ご自身がデプロイしたアプリケーションの状態をまとめて確認したい場合は、Home 画面をご利用ください。Home にログインすれば、各アプリの一覧から Map 上の該当する建物へ直接カメラをジャンプさせることも可能です。
建物を共有する
建物をクリック・タップして、吹き出しの「リンクをコピー」を押すと、その建物のパーマリンクをコピーできます。SNS やチャットに貼り付けて共有してください。コピーできない環境では URL 欄が表示されるので、選択して手動でコピーできます。「Xで共有」は、建物名とリンク、ハッシュタグ #PEK2026 と #PlatformCity を入れた X の投稿画面を開きます。
共有リンクを開くと、対象の建物にカメラが移動し、吹き出しが開きます。ログインは不要で、リンクを開いただけで「いいね」が送られることもありません。建物が削除されている場合は街の全体表示になります。
行政区画を訪れる
中央広場の外側、環状道路の内側には運営の建物が並びます。Grafana 展望台からはダッシュボード、ArgoCD 管制棟からはデプロイの管理画面、Findy Conference 会館からはイベントページを開けます。
外部サービスの建物や名前のラベルを押すと、リンク先が新しいタブで開きます。区画一覧の「行政区画」から、これらの建物が並ぶ場所へ移動できます。ログインが必要なサービスでは、リンク先でログインしてください。
行政区画には、PEK2026を支えるスポンサー企業の建物もあります。建物やロゴを押すと、企業ロゴ・スポンサー区分・掲載サイトへのリンクをまとめた紹介が開きます。紹介は一般の建物と同じ地図上の吹き出しで表示されます。
ジョブボードを掲載している企業では、紹介の中で求人本文を読み、採用サイトなどのリンクを開けます。ジョブボードがない企業には求人欄を表示しません。紹介の吹き出しは、閉じるボタンかEscapeキーで閉じられます。
街のニュースを読む
共通メニューの CityNews、または行政区画の放送局からニュースを読めます。放送局は同じタブでCityNewsを開きます。ログインは不要です。
Mapの一行速報とCityNewsの速報欄は、同じ入居・開業の出来事を伝えます。Mapでは新着が届いたときだけ小鳥が吹き出しで知らせ、8秒後に消えます。同じニュースは繰り返し表示しません。×でそのページの速報を停止できます。再び受け取るにはページを再読み込みしてください。30分ごとの定期号には、入居・開業と人気の建物が載ります。時刻は確認・集計した時点を示します。観測が止まっていた区間は紙面に表示されます。
人気の基準は有効な「いいね」です。グルメ区画の「行きたい」も同じ1票として数えます。累計とこの期間の純増は別々に表示し、純増には取消しも含めます。アクセス数や歓声の数ではありません。集計の根拠が揃わない期間は急上昇を掲載しません。紹介文はアプリが公開した説明です。過去の号の内容は、その号を発行した時点のまま残ります。